発熱は大丈夫?
最近のCPUは高性能になってDTPもすごく大きくなりました。それに比べてAtomプロセッサー、特にSizka-CANDYで使ってるN2600はTDPが3.5Wと格段に低い。タブレットで使われているE600シリーズAtomと換わらないんです。それでいて1.66GHzで2コア、ハイパースレッディングが使えるんですから、32nmのプロセスの実力はたいしたもの。それでも、CPU以外にチップセットやLANコントローラ、メモリーなど発熱部品はたくさん使っています。装置全体では10Wぐらいになりますから、当然、放熱は必須です。でも、使用している部品は全て高温に耐えるものばかり。実施のところ、基板温度が70℃であろうと、CPU温度が100℃であろうと動作はぜんぜん問題ありません。ユーザーの皆様がヒートシンクを触って暑い!って感覚はよくわかりますが、心配しなくても大丈夫。高温でも信頼性を確保する設計をしています。